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マレーシアのCelcom、クアラルンプールやプトラジャヤで3Gを終了



マレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるCelcom Axiataはマレーシアの首都・クアラルンプール連邦直轄領およびプトラジャヤ連邦直轄領などで第3世代移動通信システム(3G)の提供を終了した。

Celcom Axiataは3GとしてW-CDMA方式を導入および運用しているが、2021年10月25日より3Gの停波を開始している。

2021年12月31日までに3Gの停波を完了する予定である。

マレーシア全土で段階的に3Gの停波を進めるため、3Gを停波する日程および対象の地域が公表されている。

最初に2021年10月25日から2021年11月11日までにクアラルンプール連邦直轄領の全部、プトラジャヤ連邦直轄領の全部、セランゴール州の全部、パハン州の一部、ペラ州の一部で3Gの停波を完了した。

さらに2021年11月19日から2021年11月22日までにクランタン州の一部、パハン州の一部、トレンガヌ州の一部でも3Gの停波を完了したことを案内している。

クアラルンプール連邦直轄領、プトラジャヤ連邦直轄領、セランゴール州ではすでに3Gの提供を終了したことになる。

また、2021年11月22日から2021年12月6日までにジョホール州の全部、ムラカ州の全部、ヌグリ・スンビラン州の全部、2021年12月7日から2021年12月13日までにラブアン連邦直轄領の全部およびサバ州の全部、2021年12月16日から2021年12月27日までにクランタン州の残り全部、パハン州の一部、トレンガヌ州の一部、2021年12月16日から2021年12月29日までにケダ州の全部、パハン州の残り全部、ペラ州の残り全部、プルリス州の全部、ペナン州の全部で3Gの停波を完了する予定である。

最後に2021年12月28日から2021年12月31日までにサラワク州で3Gの停波を完了し、最終日の2021年12月31日をもって3Gの提供を終了する。

3Gの提供を終了後も第2世代移動通信システム(2G)の提供は継続するが、3Gの加入者に対しては第4世代移動通信システム(4G)に移行するよう推奨している。

第5世代移動通信システム(5G)の導入は許可されていないため、3Gで使用する周波数は4Gの高度化で活用し、4Gの高速化およびカバレッジの拡大を図る。

なお、3Gの停波はマレーシア政府が指示しており、マレーシアの首相官邸が2020年8月に発表した国家デジタルネットワークの行動計画において2021年12月31日までに3Gの提供を段階的に終了し、4Gの整備を強化するよう規定した。

そのため、Celcom Axiataを含めたマレーシアの移動体通信事業者は2021年12月31日までに3Gを停波する必要がある。

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