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マレーシアのunifi Mobile、早ければ12月15日に5Gの試験提供を開始



マレーシアのTelekom Malaysiaは同社の子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるWebe Digitalが第5世代移動通信システム(5G)のトライアルを実施すると発表した。

Telekom Malaysiaは公式声明を発出しており、5Gの最適化を目的として5Gのトライアルを実施すると案内している。

5Gのトライアルでは特定の加入者に対して5Gを試験的に提供する。

Webe Digitalが提供するunifi Mobileの携帯通信サービスでポストペイドの料金プランに加入し、認定を受けた5Gに対応した携帯端末を使用する場合に一般の加入者でも5Gを利用できる。

認定を受けた5Gに対応した端末に関しては詳細を公表しておらず、改めて機種を案内すると思われる。

最初はマレーシアの首都・クアラルンプール連邦直轄領、プトラジャヤ連邦直轄領、セランゴール州・サイバージャヤの一部が5Gの提供エリアとなる。

Webe Digitalは移動体通信事業者として第4世代移動通信システム(4G)を整備しているが、5Gは卸提供を受けて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供することになる。

マレーシア政府は国有の卸売専業の1社が単一卸売網としてマレーシア全土で5Gを整備し、既存の移動体通信事業者に5Gを卸提供する形態を採用することで決定した。

5Gの単一卸売網を整備する国有の特別目的事業体としてDigital Nasionalを設立しており、Digital Nasionalが移動体通信事業者としてマレーシア全土で5Gの整備を進め、Webe Digitalを含めた既存の移動体通信事業者は5Gの卸提供を受ける。

Webe Digitalは5Gのトライアルを開始する詳細な日程は公表していないが、Digital Nasionalは2021年12月15日に5Gを商用化する予定であるため、Webe Digitalは早ければ2021年12月15日に5Gのトライアルを開始し、試験的に5Gを提供することができる。

なお、Webe DigitalはTelekom Malaysiaが同社の完全子会社でマレーシアのMobikomを通じて所有しており、Mobikomによる持分比率は91.8%となっている。

当初はwebeとして携帯通信事業を展開していたが、Telekom Malaysiaの固定通信事業であるunifiの商標を携帯通信事業にも適用し、webeからunifi Mobileに変更することになった。

5Gの詳細に関しては2021年12月15日までに発表すると思われる。

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