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日本の携帯電話事業者各社、トンガで国際ローミング利用不可を案内



日本の携帯電話事業者各社はトンガで国際ローミングを利用できない状況が発生していることを案内した。

移動体通信事業者(MNO)として展開する携帯電話事業者ではNTT DOCOMOおよびSoftBankが2022年1月17日までに案内を掲載しており、トンガにおける国際ローミングで音声通話の発着信、SMSの送受信、データ通信を利用できないほか、トンガ向けの国際電話および国際SMSも利用できないと説明している。

原因はトンガにおけるネットワークの問題で、NTT DOCOMOによると復旧の見込みは未定という。

トンガの移動体通信事業者であるDigicel (Tonga)の発表によると、トンガでは2022年1月15日に発生した大規模な海底火山の噴火に伴い国際通信が全面的に停止した。

国際通信が全面的に停止に伴いトンガでは国際ローミングを利用できず、トンガ向けの国際電話およびSMSも利用できないことが分かる。

トンガで国際ローミングを提供するKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は2022年1月17日までに案内を掲載していないが、すでに案内を掲載した他社と同様と考えられる。

各社とも平常時はトンガで音声通話、SMS、データ通信を提供している。

対象のトンガの移動体通信事業者はNTT DOCOMOとSoftBankがDigicel (Tonga)の1社で、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneがUCall Tongaとして展開する国営のTonga Communications Corporation (TCC)とDigicel (Tonga)の2社である。

対象の通信方式はNTT DOCOMOが第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneがGSM方式と第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、SoftBankがGSM方式とW-CDMA方式に加えて第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式となる。

なお、Rakuten Mobile (楽天モバイル)はトンガで国際ローミングを提供していない。

在トンガ日本国大使館もトンガの状況を案内しており、2022年1月17日時点で国際電話やインターネットを利用できないため、トンガに滞在する邦人には職員が電話で直接連絡しているという。

これまでに、Digicel (Tonga)はトンガの本島であるトンガタプ島では携帯電話用の基地局が稼働していると発表しており、在トンガ日本国大使館は連絡手段として電話を活用している。

そのため、トンガ国内の音声通話は利用できると考えられる。

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