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楽天モバイル向けのQUCELL製5G基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

韓国のQUCELL Networks製の基地局「QC-330J」が2021年11月22日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は003-210315である。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備であるため、サブ6GHz帯のTDDの5G-NR用基地局に該当することが分かる。

中心周波数は3.84999GHz、帯域幅は100MHz幅で工事設計認証を受けたため、周波数範囲は3800~3900MHzで動作する。

3800~3900MHzはRakuten Mobile (楽天モバイル)が総務省より第5世代移動通信システム(5G)の導入のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた5G向けの周波数である。

そのため、Rakuten Mobileの5G向けに開発を進めていることは確実と考えられる。

5Gの無線方式はNR方式に対応しており、NR BandはFR1のn77となる。

出力は0.5Wであるため、低出力の基地局となっている。

QUCELL Networksは第4世代移動通信システム(4G)および5Gのスモールセルをはじめとする低出力の小型基地局を主力製品として事業を展開している。

工事設計認証の取得に伴い判明した情報からQC-330JはRakuten Mobile向けの5Gの小型基地局として開発を進めていると思われる。

総務省

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