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米Verizon、Cバンドによる5G Ultra Widebandを開始



米国(アメリカ)の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして携帯通信事業を展開するCellco Partnershipは3.7GHz帯の周波数を使用した5G Ultra Widebandを商用化した。

3.7GHz帯の周波数を使用した5G Ultra Widebandは2度の延期を経て2022年1月19日より提供している。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式で、NR BandはFR1のn77となる。

Verizon Wirelessで提供するNR方式に準拠した5Gには5G Ultra Widebandと5G Nationwideの2種類が存在する。

2019年4月3日にFR2のn260およびn261を使用して5G Ultra Widebandを商用化しており、2020年10月13日よりFR1のn2、n5、n66を使用して5G Nationwideも提供している。

ミリ波(mmWave)を中心とするFR2で定義された周波数は広い帯域幅を使用して高速通信を実現できるため、5G Ultra Widebandとして展開してきたが、28GHz帯以上の周波数で広範なカバレッジを確保することは難しい。

一方で850MHz帯のn5を中心とする5G Nationwideは第3世代移動通信システム(3G)のCDMA2000方式や第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を運用してきた周波数を使用しており、2.1GHz帯以下の周波数で広範なカバレッジを確保できるが、通信速度はLTE方式と同等にとどまる。

3.7GHz帯ではFR2の周波数ほどではないが、下りは通信速度が1Gbpsに達するほどの高速通信を実現できるため、高速通信の5G Ultra Widebandとして展開することになった。

また、5G Nationwideほどではないが、FR2の周波数と比較して広範なカバレッジを確保できるため、高速通信とカバレッジを両立できる周波数として期待されている。

3.7GHz帯はC-bandと呼称されており、帯域幅は3700~3980MHzの280MHz幅のうち140MHz幅、160MHz幅、180MHz幅、190MHz幅のいずれかを使用する。

地域によって保有する帯域幅が異なるが、米国本土では全土で140MHz幅以上の広い帯域幅を保有することになる。

Verizon Wirelessは3.7GHz帯を活用して全米で高速な5Gを展開する計画である。

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