スポンサーリンク

マレーシアのDigiが2021年通期の業績を発表



ノルウェーのTelenorの連結子会社でマレーシアのDigiは2021年通期の業績を発表した。

2021年12月31日に終了した12ヶ月間となる2021年通期の連結売上高は前年同期比3.0%増の63億3,600万マレーシアリンギット(約1,730億8,309万円)、当期純利益は前年同期比4.8%減の11億6,200万マレーシアリンギット(約317億4,283万円)となった。

連結売上高の事業別の内訳も公表しており、ポストペイド回線の携帯通信サービスが39.5%、プリペイド回線の携帯通信サービスが40.3%、デジタルサービスが4.5%、端末の販売およびその他の合計が17.5%を占めた。

携帯通信サービスはすべての支払方式の合計で79.8%に達しており、Digiにとって最大の規模を有する事業となっている。

Digiは完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるDigi Telecommunicationsを通じて携帯通信サービスをはじめとする携帯通信事業を行う。

2021年12月31日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比1.2%減の1,031万8,000件となった。

加入件数のうちポストペイド回線は前年同期比8.3%増の329万7,000件で32.0%、プリペイド回線は前年同期比5.1%減の702万1,000件で68.0%を占めた。

スマートフォンの普及率は前年同期比5.4ポイント増の92.0%、データ通信の加入率は前年同期比4.6ポイント増の87.3%に達した。

4Gとして展開するLTE方式の人口カバー率は前年同期比1.5ポイント増の93.1%、4G Plusとして展開するLTE-Advanced方式の人口カバー率は前年同期比1.1ポイント増の75.9%となった。

2021年12月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第4四半期に限定したマレーシアリンギット(MYR)ベースのARPUはポストペイド回線が前年同期比6.1%減の62マレーシアリンギット(約1,693円)、プリペイド回線が前年同期比2.2%増の33マレーシアリンギット(約901円)、総合が前年同期比0.5%増の42マレーシアリンギット(約1,147円)である。

2021年第4四半期に限定した端末の販売台数は前年同期比14.7%増の15万5,000台となっている。

なお、Digi Telecommunicationsはマレーシアの移動体通信事業者であるCelcom Axiataと合併することで合意に達した。

2022年第2四半期までにCelcom Digiとして事業を開始する計画である。

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK