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楽天シンフォニーとMTN Group、南アフリカなどでオープンRANに関する覚書を締結



Rakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)は南アフリカのMTN GroupとRakuten Symphonyが開発を進めるRakuten Communications Platform (RCP)を活用した第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)のオープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)技術の試験を行うための覚書を締結したと発表した。

Rakuten SymphonyおよびMTN Groupは南アフリカ、ナイジェリア、リベリアのアフリカ大陸に位置する3か国で2022年中に試験を開始する予定である。

なお、試験はインドのTech MahindraおよびアイルランドのAccentureも共同で行う。

MTN Groupはアフリカの各国を中心に複数の国で子会社または関連会社の事業会社を通じて移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を展開している。

南アフリカ、ナイジェリア、リベリアではMTN Groupの既存の通信ネットワークシステムで高度な自動化と自律型ネットワーク機能を備えたRCPのオープンRAN技術を実証するという。

日本では移動体通信事業者として携帯通信事業を行うRakuten Mobileが導入している技術で、具体的にはクラウドオーケストレーション、ゼロタッチプロビジョニング、携帯電話基地局の試運転およびネットワーク統合の自動化が含まれている。

Rakuten Symphonyは2022年1月4日を効力発生日としてRakuten Mobileを分割会社、Rakuten Symphonyを新設分割設立会社とする新設分割の実行によって楽天シンフォニー事業に関する権利義務を承継した。

楽天シンフォニー事業はRCPをはじめとするオープンRANベースの通信インフラプラットフォーム、サービス、ソリューションの開発および提供となる。

MTN Groupは南アフリカ、ナイジェリア、リベリアでは子会社を通じて携帯通信事業に参入している。

南アフリカではMobile Telephone Networks (MTN)、ナイジェリアではMTN Nigeria Communications、リベリアではLonestar Communicationsが事業会社である。

MTN Groupによる持分比率はMobile Telephone Networksが100%、MTN Nigeria Communicationsが78.83%、Lonestar Communicationsが60%となっている。

Rakuten

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