CDMA2000版Galaxy Tabと思われるSCH-I800がWi-Fi認証通過
- 2010年08月18日
- Android関連
韓国Samsung Electronics製端末「SCH-I800」が2010/08/12付けでWi-Fi認証を通過した。
Wi-Fi通信はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応している。
最近のスマートフォン及び携帯電話はIEEE 802.11 a (5GHz帯)に非対応の端末が殆どとなっているが、SCH-I800はIEEE 802.11 aにも対応している数少ない端末である。
最近のモバイル端末でIEEE 802.11 aにも対応している端末と言えば、どういう傾向の端末か何となく分かるよね。
例えば、Apple製の端末であればiPadはIEEE 802.11 aに対応してるけどiPhone 4は非対応。
Samsung製の端末であればGalaxy Tab GT-P1000はIEEE 802.11 aに対応しているけどGalaxy S GT-I9000は非対応。
スマートフォンや携帯電話と言うより、MIDという感じのタブレット端末はIEEE 802.11 aに対応している傾向にあるよね。
ということで、今回Wi-Fi認証を通過したSCH-I800もそのMIDみたいな類の端末でしょうね。
Samsung Electronics製のMIDと言えば、遠くないうちに発表されると思われるSamsung Galaxy Tabがある。
Samsung Galaxy Tabの世界向けモデルと思われるGT-P1000と兄弟端末的な位置付けになるのでしょう。
SCHから始まる型番なので、3GネットワークはCDMA2000に対応していることが分かる。
I800という型番の端末がVerizon Wireless向けのGalaxy Tabだというリークも出てきている。
Samsung Electronics製端末の型番は頭3文字を省略して呼ぶことも多いため、I800はSCH-I800のことと考えられる。
Verizon Wirelessの3GネットワークはCDMA2000を採用しているため、SCHから始まる型番の端末がVerizon Wirelessに投入されるのは自然なことである。
以上のことより、SCH-I800はVerizon Wireless向けのSamsung Galaxy Tabと考えていいでしょう。
また、SGH-I987という型番の米国AT&T向けと思われるSamsung Galaxy TabやSHW-M180Sという型番の韓国SK Telecom向けと思われるSamsung Galaxy Tabも既にWi-Fi認証を通過している。
Samsung Galaxy TabもSamsung Galaxy Sみたいに複数のモデルで展開することになるのでしょう。
・Wi-Fi認証(Samsung SCH-I800)
http://certifications.wi-fi.org/pdf_certificate.php?cid=WFA9675
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