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シンガポールのSingtelが2021年度通期の業績を発表



シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:以下、Singtel)は2021年度(2022会計年度)通期の業績を発表した。

2022年3月31日に終了した12か月間となる2021年度通期の連結売上高は前年同期比1.9%減の153億3,900万シンガポールドル(約1兆4,398億7,960万円)、当期純利益は前年同期比251.8%増の19億4,900万シンガポールドル(約1,829億6,308万円)となった。

業績の発表に伴い事業別の業績も公表している。

連結子会社が展開する携帯通信事業の売上高を案内しており、シンガポールの携帯通信事業が前年同期比4.7%減の17億7,200万シンガポールドル(約1,663億2,285万円)、豪州(オーストラリア)の携帯通信事業が前年同期比2.7%減の50億7,600万豪州ドル(約4,685億6,556万円)である。

なお、携帯通信事業には携帯通信サービスの提供、SIMカードの販売、スマートフォンをはじめとする携帯端末の販売などが含まれる。

シンガポールの携帯通信事業は完全子会社でシンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Mobile Singaporeが事業会社となる。

豪州の携帯通信事業は豪州のSingtel Optusを通じて完全所有する豪州の移動体通信事業者であるOptus Mobileが担当する。

2022年3月31日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数はシンガポールのポストペイド回線が前年同期比2.3%増の284万5,000件、プリペイド回線が前年同期比4.6%減の128万4,000件、合計が前年同期比0.02%増の412万9,000件である。

また、豪州のポストペイド回線が前年同期比2.9%増の593万1,000件、プリペイド回線が前年同期比3.7%増の307万6,000件、データ通信専用回線が前年同期比0.1%減の102万3,000件、合計が前年同期比2.8%増の1,003万件で、2022年3月31日に終了した3か月間に合計が1,000万件に達した。

平均月間データ通信量はシンガポールが前年同期比30.6%増の8GB、豪州が前年同期比12.5%増の12GBで、いずれも2桁の増加率を記録している。

2021年度通期にはシンガポールで第5世代移動通信システム(5G)を商用化しており、5Gの無線方式としてNR方式のスタンドアローン(SA)構成をシンガポールで最初に導入することになった。

Singtelはシンガポールと豪州のほかに、関連会社を通じて世界各地で携帯通信事業を展開する。

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