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Qualcommや小米などの合弁会社がチップセットJLQ JR510を製品化、POCO C40で採用



中国のJLQ Technology (瓴盛科技)は携帯端末向けチップセット「JLQ JR510」を製品化したことが分かった。

JLQ JR510はスマートフォンをはじめとした携帯端末向けに開発したチップセットで、JLQ Technologyとしては初めて携帯端末向けチップセットを製品化したことになる。

通信モデムを統合しており、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式などに対応する。

JLQ Technologyは2018年5月16日に設立した会社で、チップセットの製造や販売が経営範囲に含まれている。

登記上の本店所在地は四川省の省都・成都市であるが、主要経営地は上海市である。

3大株主と持分比率は中国の建広広盛(成都)半導体産業投資中心(LP)が34.6433%、中国のQualcomm (China) Holding (高通(中国)控股)が24.1330%、中国のLeadcore Technology (聯芯科技)が17.4320%となっている。

Qualcomm (China) Holdingは米国(アメリカ)のQualcommの中国法人で、中国国有のDatang Telecom Technology (大唐電信科技)は子会社のLeadcore Technologyを含めて間接的に株式の21.11%を保有する。

また、5番目の株主として資本参加する湖北小米長江産業基金合伙企業(LP)は持分比率が3.3505%で、中国のXiaomi (小米科技)および同社の完全子会社で中国のTianjin Jinxing Investment (天津金星創業投資)が合計で19.0%を出資している。

そのため、JLQ TechnologyはQualcomm、中国政府、Xiaomiなどが資本参加する合弁会社となる。

JLQ JR510は中国を拠点とする英領ケイマン諸島のXiaomi Corporation (小米集団)の完全子会社で中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)がPOCO C40で最初に採用する。

なお、Xiaomi、Xiaomi Corporation、Xiaomi Communicationsは異なる会社で、XiaomiはXiaomi CorporationやXiaomi Communicationsと支配関係や直接的な資本関係がなく、Xiaomi CommunicationsはXiaomiと締結した契約上の協定に基づき事業を展開している。

Xiaomi Corporationは傘下の事業を統括する英領ケイマン諸島の持株会社で、Xiaomi Communicationsはスマートフォンをはじめとする携帯端末の企画、設計、開発など携帯端末事業を行う中国の事業会社である。

そのため、携帯端末の製造元はXiaomi Communicationsとなる。

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