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Black Shark 5とBlack Shark 5 Proが技適通過、日本で発売へ



中国のBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG) (南昌黒鯊科技)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SHARK PAR-H0」が2022年3月16日付け、「SHARK KTUS-H0」が2022年6月10日付けでオランダのTELEFICATIONを通じて日本の認証を取得したことが分かった。

いずれも電波法に基づく工事設計認証および電気通信事業法に基づく設計認証を取得している。

特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)に併記する工事設計認証番号はそれぞれ201-220144と201-220405、設計認証番号はそれぞれADF22-0034201とADF22-0034201である。

また、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページではSHARK PAR-H0の工事設計認証に係る情報が反映されており、日本国内で利用できる周波数が判明した。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n8/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B34/B41, W-CDMA I/VI/VIII/XIXで認証を受けている。

ただ、n1/n3/B34は正しい特定無線設備の種別で通過しておらず、修正する必要がある。

n1/n3は証明規則第2条第11号の30に規定する特定無線設備、B34は証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備で掲載しているが、本来はそれぞれ証明規則第2条第11号の34に規定する特定無線設備と証明規則第2条第11号の21に規定する特定無線設備が正しい。

ほかにBluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

SHARK PAR-H0はBlack Shark 5の国際版、SHARK KTUS-H0はBlack Shark 5 Proの国際版の型番に該当する。

2機種ともゲーム用途を重視して開発したスマートフォンである。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式にも対応している。

日本の認証を取得したため、日本で発売するために準備を進めていると考えられる。

総務省

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