Huawei IDEOS U8150-AがFCC通過

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中国Huawei technologies製W-CDMA/GSM端末「U8150-A」が2010/09/22付けでFCCを通過した。
FCCIDはQISU8150-A。
U8150-Aは下記の周波数でFCCを通過している。
1712.4～1752.6MHz：W-CDMA 1700 MHz (AWS)
824.2～848.8MHz：GSM 850 MHz
1850.2～1909.8MHz：GSM 1900 MHz
2402.0～2480.0MHz：Bluetooth
2412.0～2462.0MHz：Wireless LAN
W-CDMAネットワークはW-CDAM 1700 MHzのみで通過している。
W-CDMA 1700 MHzは米国のT-Mobileで使用することが可能である。
日本国内ではNTT docomoの東名阪バンドとEMOBILEがW-CDMA 1700 MHzを使用しているが、T-Mobile USのW-CDMA 1700 MHzは俗にW-CDMA 1721 MHzとも呼ばれ上りは1.7GHz帯で下りは2.1GHz帯を使用しているので日本国内で使用されているW-CDMA 1700 MHzとは互換性はない。
GSMネットワークはGSM 1900/850 MHzで通過している。
BluetoothやWireless LANの周波数でも通過している。
HuaweiはAndroid搭載スマートフォンU8110やU8220をT-Mobile USに投入しているので、U8150-AもT-Mobile USに投入される可能性が高いと考えていいでしょう。
Huawei IDEOSには現時点で周波数の異なる4モデルが確認されている。
今回、FCCを通過したU8150-AはW-CDMA 2100/1700(Band IV)/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
U8150-BはW-CDMA 2100/1900/1700(Band IX)/850 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
U8150-Bが対応しているW-CDMA 1700 MHzはBand IXなので理論上はNTT docomoの東名阪バンドやEMOBILEのネットワークで使用可能である。
U8150-DはW-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
C8150は3GネットワークはCDMA2000に対応しており、CDMA2000 1900/800 MHzに対応している。
Huawei IDEOSは廉価モデルで、世界の広い地域で展開していくという。

・FCC(Huawei U8150-A)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=415831&fcc_id=’QISU8150-A’