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Nothing phone (1)と思われるA063が技適通過、日本で2022年夏に発売



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

英国(イギリス)のNOTHING TECHNOLOGY製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「A063」が2022年6月22日付けでドイツのCTC advancedを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は202-MDK032である。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B41, W-CDMA I/VI/VIII/XIXで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

A063は未発表端末の型番である。

NOTHING TECHNOLOGYは携帯通信網に対応した製品を発表していないが、2022年7月13日の0時0分(日本標準時)に同社初のスマートフォンとしてNothing phone (1)を発表する計画を公表している。

そのため、A063は順当にNothing phone (1)の型番に該当し、Nothing phone (1)が工事設計認証を取得したと考えられる。

なお、工事設計認証では3400~4100MHzの周波数はLTE用陸上移動局である証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備で通過しているが、本来は5G-NR (3.7GHz帯、4.5GHz帯)用陸上移動局である証明規則第2条第11号の30に規定する特定無線設備で通過する必要がある。

特に3800~4100MHzは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式の周波数として定義されておらず、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式であることは明らかと判断できるが、正しい特定無線設備の種別で通過する必要があるため、日本で発売するまでに修正もしくは工事設計認証を再通過することになる。

NOTHING TECHNOLOGYはNothing phone (1)に関して2022年夏に日本上陸と案内しているため、2022年夏に日本で発売することは確定している。

総務省

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