NTTドコモ、スマホ向け5G SAは申込みが必要に
- 2022年07月10日
- docomo-総合
NTT DOCOMOが2022年夏以降に提供を開始する予定のスマートフォン向けの5G SAを利用するためには申込みが必要となることが分かった。
NTT DOCOMOは2020年3月25日に5GとしてNR方式を商用化し、無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3xで運用してきた。
2021年12月13日からはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成のOption 2も導入したが、まずは法人向けにデータ通信専用で提供している。
NTT DOCOMOはNSA構成のOption 3xを5G NSA、SA構成のOption 2を5G SAと表記しており、スマートフォン向けには2022年夏以降に5G SAの提供を開始する計画である。
少なくとも2022年夏モデルのうちスマートフォンのハイスペックモデルに分類する4機種が5G SAに対応する。
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy S22 SC-51CおよびGalaxy S22 Ultra SC-52C、SHARP製のAQUOS R7 SH-52C、Sony製のXperia 1 IV SO-51Cが5G SAに対応する予定であることが公表されている。
NTT DOCOMOの公式ウェブサイトで公開している製品ページの仕様では2022年4月21日に発売したGalaxy S22 SC-51CおよびGalaxy S22 Ultra SC-52C、2022年6月3日に発売したXperia 1 IV SO-51Cでは2022年夏以降にソフトウェアのアップデートで5G SAに対応する予定と記載している。
2022年7月15日に発売する予定のAQUOS R7 SH-52Cではスマートフォン向けの5G SAは2022年夏以降を予定しており、利用には別途申込みが必要と記載していることを確認できる。
スマートフォン向けに5G SAを提供する時期に関しては情報に更新はないが、申込みが必要となることを新たに明確化した。
5G SAに対応するソフトウェアのアップデートを実施する時期など詳細に関しては改めて案内する予定である。
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