FCNT製の5GスマホFMP187-A5Hが技適通過、法人向けarrows Weか
- 2022年07月19日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
FCNT製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「FMP187-A5H」が2022年6月24日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は005-103051である。
携帯通信網はNR (FR1, FDD) n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B39/B41/B42, W-CDMA Iで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過しており、無線LANは2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
FMP187-A5Hは未発表端末のメーカー型番である。
F-51BのFMP184-A1、A101FCのFMP185-A2、FCG01のFMP186-A3と同様の規則のメーカー型番が付与されている。
F-51BはNTT DOCOMO向けのarrows We F-51B、A101FCはSoftBank Corp.向けのarrows We (A101FC)、FCG01はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けのarrows We FCG01の型番に該当する。
いずれもarrows Weとなるため、FMP187-A5Hもarrows Weのバリエーションのひとつもしくはarrows Weをベースとして開発したスマートフォンと推測できる。
工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)などに加えて、sXGPのB39でも通過している。
過去にFCNTが発売したスマートフォンでsXGPに対応した機種は法人向けの機種に限られる。
そのため、5Gに対応した法人向けスマートフォンとして準備していると思われる。
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