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日本版のiPhone 14シリーズ、iPhone 13シリーズから5バンド追加



米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone 14」、「iPhone 14 Plus」、「iPhone 14 Pro」、「iPhone 14 Pro Max」を発表した。

日本で販売することが決定しており、日本で販売する型番も確定している。

日本で販売する型番はそれぞれA2881、A2885、A2889、A2893となる。

同一の型番は日本のほかに、カナダ、米領グアム、メキシコ、サウジアラビア、米領バージン諸島でも販売する。

日本で販売する型番はすべて通信方式および対応周波数は共通である。

いずれもNR (FR1, FDD) n1/n2/n3/n5/ n7/n8/n12/n14/ n20/n25/n26/n28/ n30/n66/n70/n71, NR (FR1, SDL) n29, NR (FR1, TDD) n38/n40/n41/n48/ n53/n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B2/B3/B4/B5/ B7/B8/B11/B12/B13/ B14/B17/B18/B19/ B20/B21/B25/B26/ B28/B30/B66/B71, LTE (SDL) B29/B32, LTE (TDD) B34/B38/B39/B40/B41/ B42/B46/B48/B53, W-CDMA I/II/IV/V/VIII, GSM 850/900/1800/1900を利用できる。

iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの日本で展開した型番と比較すると、5バンドを追加したことが分かる。

詳細には第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でn14/n26/n70およびn53、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式でB53に新たに対応した。

n14はFirstNetで使用する700MHz帯の周波数で、まずはLTE方式で使用しているが、NR方式も順次導入する計画である。

FirstNetは米国の本土に加えて米国の海外領土でも展開を開始している。

n26は日本や海外領土を含めた米国で一部の移動体通信事業者(MNO)が将来的に導入する見込みで、800MHz帯や850MHz帯の周波数となる。

日本ではKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が導入すると思われる。

n70は海外領土を含めた米国で一部の移動体通信事業者が将来的に導入する見込みで、周波数は下りが2.0GHz帯、上りが1.7GHz帯である。

n53およびB53は米国のGlobalstarが米国などで保有する2.4GHz帯の周波数となる。

新たに対応した5バンドは日本、カナダ、海外領土を含めた米国のいずれかで導入する見込みの周波数であることが分かる。

日本ではiPhone 14、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxを2022年9月16日、iPhone 14 Plusを2022年10月17日に発売する。

Apple

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