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バングラデシュのBanglalinkが5G向け周波数で4Gを導入、基地局はZTEを採用



バングラデシュの移動体通信事業者(MNO)であるBanglalink Digital Communicationsは2.3GHz帯の周波数で第4世代移動通信システム(4G)を導入したことが分かった。

Banglalink Digital Communicationsは2022年9月6日にクルナ管区の首府であるクルナ県クルナ市で2.3GHz帯を使用した4Gを商用化したという。

バングラデシュの政府機関で電気通信分野の規制を司るバングラデシュ電気通信規制委員会(Bangladesh Telecommunication Regulatory Commission:BTRC)は2022年3月31日に2.3GHz帯の割当を行い、Banglalink Digital CommunicationsはTDDで40MHz幅を取得した。

2.3GHz帯は第5世代移動通信システム(5G)の導入を想定した5G向け周波数として割当したが、当面は4Gで使用することも許可されている。

そのため、Banglalink Digital Communicationsは4Gで使用を開始しており、最初の2年から3年は4Gで使用する計画である。

バングラデシュでは5Gに対応したスマートフォンが普及していないため、少数の加入者のために5Gを整備するのではなく、すべての加入者のために4Gを整備するという。

すでにBanglalink Digital Communicationsは4Gを導入しているが、2.3GHz帯は従来の周波数より広い帯域幅を確保しており、高速通信を実現できるため、次世代の4Gとして案内している。

4Gの無線方式はLTE方式を採用しており、2.3GHz帯のLTE BandはB40となる。

LTE方式では1搬送波あたりの帯域幅が最大20MHz幅となるため、20MHz幅の2搬送波で運用すると思われる。

なお、Banglalink Digital Communicationsは2022年3月31日に割当した2.3GHz帯の使用を開始した最初の移動体通信事業者になるという。

Banglalink Digital Communicationsは2022年7月5日に中国のZTE (中興通訊)と2.3GHz帯で4Gおよび5Gを導入するための協力協定に署名した。

2.3GHz帯を使用した4Gおよび5Gの基地局を構成する通信設備は基本的にZTEから調達することになった。

バングラデシュでは加入件数を基準に3番目の規模の移動体通信事業者である。

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