NTTドコモ、5G SAに対応したWi-Fi STATION SH-54Cを発表
- 2022年10月06日
- docomo-SHARP
NTT DOCOMOはSHARP製のNR/LTE/W-CDMA端末「Wi-Fi STATION SH-54C」を発表した。
NTT DOCOMOのラインナップでは史上最速の第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータである。
ディスプレイを搭載しており、スマートフォンのカメラでディスプレイに表示したQRコードを読み取り接続することもできる。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA方式に対応している。
5GのNR方式はサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1のNR Bandに加えて、ミリ波(mmWave)の周波数を中心として定義されたFR2のNR Bandも利用できる。
FR1とFR2のNRデュアルコネクティビティ(NR-DC)にも対応しており、NTT DOCOMOの5Gでは通信速度が下り最大4.9Gbps/上り最大1.1Gbpsとなる。
NR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はノンスタンドアローン(NSA)構成に加えて、NTT DOCOMOが5G SAとして展開するスタンドアローン(SA)構成にも対応し、NR-DCはSA構成で動作する。
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)および有線LAN IEEE 802.3ab/uにも対応している。
なお、無線LAN接続時は下り最大2402Mbps、有線LAN接続時は下り最大1000Mbpsとなる。
最大同時接続台数は無線LANが16台で、有線LANもしくはUSBが1台となるため、合計は17台である。
電池パックの容量は4000mAhとなっている。
カラーバリエーションはブラックの1色展開となる。
2023年1月以降に発売する予定である。
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