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楽天モバイル向けGalaxy Z Flip4はn1も対応へ、技適で確認



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-F721C」がTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得しており、総務省が運用する電波利用ホームページで工事設計認証の情報を公開している。

工事設計認証は複数回にわたり通過しており、最終通過時の情報として携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42で認証を受けている。

SM-F721CはRakuten Mobile向けのGalaxy Z Flip4の型番である。

Rakuten Mobileは2022年9月29日にGalaxy Z Flip4の販売を開始した。

なお、工事設計認証に係る情報は発売後に公開されたが、工事設計認証の取得は発売前に完了しており、電波法上は特に問題ない。

Rakuten Mobileは公式ウェブサイトでGalaxy Z Flip4の詳細な仕様を掲載しているが、n1は対応周波数に含まれていない。

ただ、工事設計認証ではn1で通過したため、ハードウェアがn1に対応していることは確実である。

発売時点ではn1を有効化していないことから、対応周波数としてn1を記載していないと思われる。

将来的にソフトウェアのアップデートを通じてn1を有効化すると推測できる。

n1は2.1GHz帯の周波数で、日本では2.1GHz帯の割当を受けたNTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBank Corp.が導入できる。

日本ではNTT DOCOMOが最初にn1を導入する見込みで、すでにNTT DOCOMO向けの複数の製品がハードウェアとしてはn1を実装している。

Rakuten Mobileはn1を導入できないが、NTT DOCOMO向けのGalaxy Z Flip4 SC-54Cとハードウェアが同一であるため、ハードウェアはn1も実装したと考えられる。

総務省

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