スポンサーリンク

au向けSCG16とSCG17はn1も対応へ、技適で確認



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SCG16」および「SCG17」がTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得しており、総務省が運用する電波利用ホームページを通じて工事設計認証の情報を公開している。

工事設計認証は複数回にわたり通過しており、最終通過時の情報として携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42で認証を受けている。

SCG16はGalaxy Z Fold4 SCG16、SCG17はGalaxy Z Flip4 SCG17として発表されている。

いずれもKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneがauのラインナップで2022年9月29日に発売した。

なお、工事設計認証に係る情報は発売後に公開されたが、工事設計認証の取得は発売前に完了しており、電波法上は特に問題ない。

auの公式ウェブサイトで掲載しているGalaxy Z Fold4 SCG16およびGalaxy Z Flip4 SCG17の公式の仕様ではn1に関して記載していないが、工事設計認証ではn1でも通過しているため、ハードウェアとしてはn1に対応することが確定している。

n1は2.1GHz帯の周波数であるため、日本では2.1GHz帯の割当を受けたNTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBank Corp.が導入できる。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneも将来的にはn1を導入すると思われるが、Galaxy Z Fold4 SCG16およびGalaxy Z Flip4 SCG17でn1を実装した背景としてはNTT DOCOMO向けの製品とハードウェアが同一であることの方が有力と考えている。

NTT DOCOMO向けの複数の製品で将来的にn1の導入を想定してハードウェアとしてはn1を実装している。

そのため、n1を実装したNTT DOCOMO向けのGalaxy Z Fold4 SC-55CやGalaxy Z Flip4 SC-54Cとそれぞれハードウェアが同一のGalaxy Z Fold4 SCG16やGalaxy Z Flip4 SCG17もn1を実装したと思われる。

総務省

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK