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Airspanの日本法人がローカル5Gの無線局免許を取得、4.7GHz帯で300MHz幅を使用



米国(アメリカ)のAirspan Networksの日本法人であるAirspan Japanはローカル5Gの無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページに掲載した情報から判明している。

Airspan Japanは2022年12月7日付けで1局のローカル5Gの無線局免許を取得したことを確認できる。

無線局の種別は基地局で、無線局の目的は一般業務用となっている。

送受信所は東京都港区であるため、東京都港区にローカル5Gの基地局を開設する。

周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の4.7GHz帯で、4600~4700MHz、4700~4800MHz、4800~4900MHzの3搬送波を運用できる。

帯域幅は3搬送波の合計で300MHz幅を使用することになる。

4.7GHz帯ではローカル5G向けに4600~4900MHzを割当しているが、4600~4800MHzは屋内の利用に限定しているため、ローカル5Gの基地局は屋内に開設することが分かる。

ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式の導入が可能である。

NR BandはFR1のn79となる。

アンカーバンドとして機能する第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式の無線局免許は取得していない。

制度上は携帯電話事業者などが運用するLTE方式をアンカーバンドとして使用することも可能であるが、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成で運用する見込みである。

Airspan Networksは日本の5Gではミリ波(mmWave)の28GHz帯に対応した基地局をRakuten Mobile (楽天モバイル)に供給しているが、4.7GHz帯に対応したローカル5Gの基地局も開発している。

日本法人がローカル5Gの無線局免許を取得してローカル5Gの検証などを進めると思われる。

総務省

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