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米Verizon、3Gを終了



米国(アメリカ)の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして携帯通信事業を行うCellco Partnershipは第3世代移動通信システム(3G)を終了した。

2022年12月31日をもって3Gの提供を終了しており、2023年1月1日から数日間で停波を完了している。

3Gは2002年1月28日に商用化したため、約21年も3Gを継続したことになる。

Cellco Partnershipは加入件数を基準に米国で最大の移動体通信事業者である。

米国で最初に3Gを導入した実績がある。

3Gの無線方式としては米国のQualcommが推進していたCDMA2000方式を採用した。

周波数は800MHz帯および1.9GHz帯を使用してCDMA2000方式を運用してきた。

Band Classは800MHz帯がBC0で、1.9GHz帯がBC1となる。

3Gで使用した周波数は第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)で順次活用する。

4Gの無線方式としてはLTE方式、5Gの無線方式としてはNR方式を導入しており、3Gの終了後は4Gおよび5Gを提供することになる。

これまでに、海外領土以外の米国全土を整備の対象区域とする大手の移動体通信事業者としてはAT&T Mobility、T-Mobile USA、Sprintも3Gを提供していた。

3Gの無線方式はAT&T MobilityおよびT-Mobile USAがW-CDMA方式、SprintがCDMA2000方式を導入したが、いずれも停波を完了した。

そのため、米国では大手の移動体通信事業者は全社が3Gを終了したことになる。

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