米Orbicが日本に参入へ、スマホなどを発売予定
- 2023年01月12日
- Android関連
米国(アメリカ)のReliance Communicationsは日本に参入することが分かった。
日本法人の設立に加えて日本で販売するために必要な認証を順次取得しており、日本に参入するための準備を進めている。
Reliance CommunicationsはOrbicの商標を使用して携帯端末を展開する。
日本では東京都でOrbic Japanとして日本法人を設立しており、Orbic Japanを通じて日本で事業を行うと考えられる。
Orbicの製品は日本の認証である電波法に基づく工事設計認証や電気通信事業法に基づく設計認証を順次取得している。
これまでに、複数の製品が2022年11月30日以降に日本の認証を順次取得しており、Orbic Fun+、Orbic TAB8 4G、Orbic TAB10R 4G、Orbic Buds T5が日本の認証を取得したことが分かっている。
Orbic Fun+はスマートフォン、Orbic TAB8 4GおよびOrbic TAB10R 4Gはタブレット、Orbic Buds T5はワイヤレスイヤホンであるため、日本では少なくともスマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホンを展開する見通しである。
日本の認証を取得した時期を考慮すると、2023年前半のうちに日本に参入すると思われる。
日本の認証ではReliance Communicationsの関係会社で米国のOrbic North Americaが認証取扱業者として機能しているため、Reliance CommunicationsもしくはOrbic North Americaの製品となる。
Reliance Communicationsは米国で携帯端末などを展開してきたが、初めての国際展開として豪州(オーストラリア)に参入することになった。
豪州では2022年11月17日に参入の発表と同時にOrbic TAB8 4GおよびOrbic TAB10R 4Gを発表しており、最初の製品は2022年11月29日に加入件数を基準として豪州で最大手の移動体通信事業者(MNO)であるTelstraを通じてOrbic TAB8 4Gの販売を開始した。
価格はOrbic TAB8 4Gが149豪州ドル(約14,000円)、Orbic TAB10R 4Gが429豪州ドル(約39,000円)である。
豪州で発表した製品は2機種とも日本で展開することになる。
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