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Orbic TAB10R 4Gの国内対応バンドが判明、米オルビックが日本で発売予定



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証などを受けた機器の情報を更新した。

米国(アメリカ)のOrbic North America製のLTE/W-CDMA端末「RC10RLT-RW」が2022年11月30日付けでオランダのTeleficationを通じて相互承認(MRA)による工事設計認証を取得したことを掲載している。

工事設計認証番号は201-220752である。

携帯通信網はLTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B41, W-CDMA I/VI/VIII/XIXで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

RC10RLT-RWはOrbic TAB10R 4Gの型番である。

工事設計認証を取得した事実は先行してTeleficationが公開した情報から判明していたが、総務省が公開した情報から日本国内で利用できる周波数が確定した。

Orbic TAB10R 4Gは約10インチの液晶を搭載したタブレットとなる。

チップセットはSnapdragon 680 4G Mobile Platformで、IP65に準拠した防水および防塵を備える。

日本で販売するために必要な認証を取得したため、日本で販売する予定と考えられる。

これまでに、豪州(オーストラリア)向けに発表しており、豪州では価格が429豪州ドル(約38,000円)に設定されている。

Orbic North Americaは日本法人としてOrbic Japanを設立しており、日本に参入する計画である。

総務省

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