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富士ソフト製の5Gモバイルルータ+F FS050Wの国内対応バンドが判明



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証などを受けた機器の情報を更新した。

FUJISOFT (富士ソフト)製のNR/LTE端末「+F FS050W」が2022年11月17日付けでオランダのTeleficationを通じて相互承認(MRA)による工事設計認証を取得したことを掲載している。

工事設計認証番号は201-220664となっている。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B39/B41/B42で認証を受けている。

無線LANの周波数でも通過している。

なお、無線LANは2.4GHz帯および5GHz帯の周波数を利用できる。

+F FS050Wは未発表端末の型番である。

Teleficationが先行して公開した情報から第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータとなることが判明している。

5GのNR方式はサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1のNR Bandに対応する。

日本の認証である工事設計認証を取得したため、日本で販売することは決定的となっている。

工事設計認証を取得した事実はTeleficationが公開した情報から判明していたが、総務省が公開した情報からは日本国内で利用できる周波数が確定した。

FUJISOFTとしては初めて5Gに対応したモバイル無線LANルータを製品化することになる。

総務省

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