英国向けThinkPhone by Motorolaの対応バンドを案内
- 2023年01月26日
- Android関連
中国を拠点とする香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)は同社の完全子会社で米国(アメリカ)のMotorola Mobility製のスマートフォン「ThinkPhone by Motorola」の詳細な仕様を英国(イギリス)向けに公開した。
英国向けのLenovo Groupの公式ウェブサイトに掲載している。
通信方式および対応周波数が判明しており、NR (FR1, FDD) n1/n2/n3/n5/n7/ n8/n20/n28/n66, NR (FR1, TDD) n38/n40/n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B2/B3/B4/B5/ B7/B8/B12/B13/ B17/B18/B19/B20/ B25/B26/B28/B66, LTE (SDL) B32, LTE (TDD) B38/B39/B40/B41/ B42/B43/B48, W-CDMA I/II/IV/ V/VIII/XIX, GSM 850/900/1800/1900を利用できる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯(Sub6)を中心とするFR1で定義されたNR Bandを実装したことになる。
n77/n78およびB38/B41は高出力移動局(HPUE)に対応している。
高出力移動局に対応する周波数では送信電力を上げることができるため、移動局である端末側の能力でカバレッジの拡大を実現する。
SIMはデュアルSIMを採用しており、Nano SIM (4FF)サイズのSIMカードを利用できる。
英国向けThinkPhone by Motorolaの型番はXT2309-2である。
ThinkPhone by Motorolaには複数の型番が存在する。
英国向けLenovo Groupの公式ウェブサイトで公開した情報はXT2309-2の仕様となるため、ほかの型番では通信方式および対応周波数が異なる。
英国向けに専用の型番を用意することは考えにくいため、少なくとも欧州(ヨーロッパ)ではXT2309-2を販売すると思われる。
設計および製造はMotorola Mobilityが行い、Motorola Mobilityの製品として展開する。
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