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フィリピン当局、SIMカードの登録状況を公表



フィリピンの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信技術省(Department of Information and Communications Technology:DCIT)はSIMカードの利用に係る登録の状況を公表した。

フィリピンでは2022年10月10日付けで大統領が共和国法11934号(SIMカード登録法)に署名して共和国法11934号が成立しており、SIMカードの利用には氏名などの各種情報の登録を義務化することになった。

SIMカードの利用に係る登録の手続きは2022年12月27日から2023年4月26日まで受け付ける。

登録の手続きの受け付けを開始してから1か月となる2023年1月28日までの状況を公表しており、フィリピン全体では1億6,897万7,000件の回線のうち15.8%に相当する2,663万6,000件の登録を完了したという。

移動体通信事業者(MNO)別の状況も公表している。

登録を完了した回線は多い順にSmart Communicationsが1,363万2,000件、Globe Telecomが1,088万3,000件、DITO Telecommunityが212万1,000件となった。

有効な回線のうち登録を完了した回線の比率は高い順にSmart Communicationsが20.1%、DITO Telecommunityが16.2%、Globe Telecomが12.4%となっている。

登録を完了した回線とその比率ともにNTT DOCOMOが資本参加するSmart Communicationsが先導している。

延長を行わない限りは2023年4月26日が登録の期限に設定されている。

情報通信技術省の判断で120日以内の日数で登録の期限を延長する場合があるため、最長で2023年8月23日まで登録の期限を延長できるが、2023年1月28日までに延長に関する発表はない。

登録の期限までに登録を完了していない回線は自動で解約の扱いとなる。

登録の手続きはGlobe Telecom、Smart Communications、DITO Telecommunityの公式ウェブサイトで行える。

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