スポンサーリンク

ブラジルのClaro、iOS 16.4のiPhoneで5G SAを利用可能に



メキシコのAmerica Movilの子会社でブラジルの移動体通信事業者(MNO)であるClaroは米国(アメリカ)のApple製のiPhoneシリーズのスマートフォンがClaro 5G+に対応すると案内した。

Claroは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入している。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成と単独で動作するスタンドアローン(SA)構成で運用する。

SA構成の5GをClaro 5G+として提供しており、5Gに対応したiPhoneではClaroの5GでSA構成に対応することになる。

ClaroはAppleが2023年3月に提供を開始するiOS 16.4を導入したiPhoneでClaro 5G+の利用が可能になると案内している。

なお、5Gは4G共有周波数と5G専用周波数に分けて展開しており、SA構成は5G専用周波数で導入した。

4G共有周波数は2.6GHz帯で、ダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)を適用してLTE方式と動的に周波数を共有する。

5G専用周波数は2.3GHz帯および3.5GHz帯である。

NR Bandは2.6GHz帯がFR1のn7、2.3GHz帯がFR1のn40、3.5GHz帯がFR1のn78となる。

Claroは2020年7月14日にn7で5Gを商用化しており、南米(南アメリカ)で最初に5Gを商用化、世界で最初にn7を商用化した移動体通信事業者となった。

2021年12月21日にはn40も導入した。

当初はNSA構成で運用してきたが、ブラジル当局が2022年7月4日に3.5GHz帯の利用を許可したため、2022年7月6日にはn78を導入すると同時に5G専用周波数ではSA構成でも運用することになった。

Claro 5G+を利用するためにはSIMカードの変更、特定の料金プランに加入、本体の設定でSA構成の有効化が必要である。

これまで、複数の機種がClaro 5G+に対応している。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製および米国のMotorola Mobility製の一部のスマートフォンで利用できる。

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年10月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK