3香港、国際ローミングの情報に楽天モバイルを追加

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香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)で3 Hong Kong (3香港)として携帯通信事業を行うHutchison Telephone (和記電話)は国際ローミングの情報にRakuten Mobile (楽天モバイル)を追加した。

Hutchison Telephoneは公式ウェブサイトに開設した国際ローミングに関するページで対象のエリアや料金などを案内しており、Rakuten Mobileの情報を追加したことを確認できる。

Rakuten Mobileは2023年3月13日より国際ローミングの受け入れを開始したことを発表している。

まずはHutchison Telephoneと提携しており、Hutchison Telephoneの加入者を対象として国際ローミングを受け入れている。

これまでは、Hutchison Telephoneの日本における国際ローミングの対象の移動体通信事業者はNTT DOCOMO、KDDI、SoftBank Corp.の3社となっていた。

そのため、Rakuten Mobileの追加に伴い4社が対象の移動体通信事業者となった。

2023年3月13日以降は日本で4社の移動体通信事業者が対象となるが、接続先の移動体通信事業者によって国際ローミングで利用できる無線方式などが異なる。

NTT DOCOMOでは第5世代移動通信システム(5G)、第4世代移動通信システム(4G)、第3世代移動通信システム(3G)、KDDIおよびRakuten Mobileでは5Gと4G、SoftBank Corp.では4Gと3Gを利用できる。

無線方式は5GがNR方式、4GがLTE方式、3GがW-CDMA方式である。

NTT DOCOMO、KDDI、Rakuten MobileではLTE方式で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)の利用も可能となっている。

SoftBank Corp.では5GおよびVoLTEに対応していないことになる。