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ローカル5GでNR-DCを導入したスターキャット、ミリ波は400MHz幅



ローカル5GでNRデュアルコネクティビティ(NR-DC)を導入したSTARCAT CABLE NETWORKはミリ波(mmWave)の周波数で400MHz幅を利用することが分かった。

STARCAT CABLE NETWORKはNAGOYA LOCAL5G LABでローカル5Gの実証環境を構築した。

なお、NAGOYA LOCAL5G LABは愛知県名古屋市西区に所在する。

当初はサブ6GHz帯(Sub6)の4.8GHz帯でローカル5Gを整備していたが、新たにミリ波の28GHz帯でもローカル5Gを整備しており、同時に4.8GHz帯と28GHz帯で同時通信する技術も実装することになった。

ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入できる。

NR Bandは4.8GHz帯がFR1のn79で、28GHz帯がFR2のn257となる。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成で、n257の導入に合わせてNR-DCを実装しており、NR-DCを適用することでn79とn257で同時通信を行える。

当初、n79の基地局の無線局免許は2022年6月27日付けで取得していた。

2023年3月10日までに同一の無線局免許でn257も運用できるよう無線局免許の認定の変更を受けた。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページを参照すると、n79は4800~4900MHzの100MHz幅、n257は28200~28600MHzの400MHz幅を利用することが分かる。

いずれも1搬送波あたりの帯域幅は100MHz幅となっている。

n257は4搬送波でキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を適用して合計で400MHz幅に達する。

NR-DCの組み合わせはDC_n79A-n257Iとなる。

基地局を構成する無線装置は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製である。

総務省

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