スポンサーリンク

ドコモ スマートフォン、2023夏モデルの一部機種で海外5Gに対応へ



NTT DOCOMOが同社の製品として展開するドコモ スマートフォンでは2023夏モデルの一部機種で海外でも第5世代移動通信システム(5G)に対応する見込みであることが分かった。

これまでに、ドコモ スマートフォンの2023夏モデルと思われる複数の機種が米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過している。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy S23 SC-51DおよびGalaxy S23 Ultra SC-52D、Sony Corporation製のPY7-12907WはFCCで5Gの無線方式であるNR方式の認証も受けている。

なお、PY7-12907WはFCCで型番を掲載しておらず、FCC IDを機器名称として使用するが、FCCで認証を受けた国際ローミング向け周波数の傾向からNTT DOCOMO向けと推測できる。

いずれもFCCではNR BandはFR1のn5およびn41で認証を受けており、米国でn5およびn41が有効、すなわち5Gが有効となる。

NTT DOCOMOは周波数の実装に関する総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)のヒアリングで端末の調達および発注時に実装を求める周波数を必須、推奨、任意のカテゴリに分けて提示したうえで、端末メーカーが提示する製造コストや本体サイズを考慮して複数回の協議を行い、実装する周波数を決定すると回答した。

米国で利用できる5Gの周波数は異なる端末メーカー間で共通となるため、端末メーカーが任意で実装した周波数ではなく、NTT DOCOMOが海外で5Gを利用できるよう実装を求めたと考えられる。

NTT DOCOMOは2022年7月15日に海外で5Gを利用できる5G国際ローミングを商用化している。

まずは米国のApple製の端末に限り5G国際ローミングに対応しているが、2023夏モデルからはドコモ スマートフォンも5G国際ローミングに対応すると推測できる。

ドコモ スマートフォンではハイスペックモデルとスタンダードモデルを展開しており、海外で5Gが有効なGalaxy S23 SC-51D、Galaxy S23 Ultra SC-52D、PY7-12907Wはハイスペックモデルに該当する見込みである。

一方、スタンダードモデルとなる見込みのSamsung Electronics製のGalaxy A54 5G SC-53DはFCCでn5およびn41の認証を受けていないため、海外で5Gを利用できないことも十分に想定できる。

FCCで判明した情報から少なくともドコモ スマートフォンのハイスペックモデルは2023夏モデルから5G国際ローミングに対応すると思われる。

FCC

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK