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KDDIと沖縄セルラー電話、auで個人向けに5G SAを商用化



KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)はauの携帯通信サービスで個人向けに5G SAを商用化すると発表した。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成としてはノンスタンドアローン(NSA)構成とスタンドアローン(SA)構成が規定されている。

第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するNSA構成はコアネットワークとして4G向けのEPCを使用しており、アンカーバンドとして機能するLTE方式に常時接続が必須となる。

NR方式が単独で動作するSA構成はコアネットワークとして5G向けの5GCを使用する。

NSA構成では広い帯域幅を利用した場合に超高速大容量(eMBB)を実現できたが、SA構成では超高速大容量に加えて将来的に同時多接続(mMTC)、低遅延高信頼(URLLC)、ネットワークスライシングなども実現できる。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは2020年3月23日に5Gを商用化したが、当初はNSA構成で運用してきた。

5G SAはSA構成に準拠した5Gで、KDDIは2021年2月21日から法人向けに限定して提供しているが、auの個人向けには2023年4月13日に商用化することになった。

5G SAの利用には5G SAに申し込みおよび5G SAに対応したスマートフォンの利用が必要である。

5G SA対応SIMカードに変更も必要で、事務手数料は2023年4月19日まで3,300円(税込)、2023年4月20日以降は3,850円(同)となる。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy S23 SCG19およびGalaxy S23 Ultra SCG20は2023年4月20日の発売時点で5G SAに対応する。

Samsung Electronics製のGalaxy S22 SCG13およびGalaxy S22 Ultra SCG14は2023年4月12日、Galaxy Z Fold4 SCG16およびGalaxy Z Flip4 SCG17、Sony Corporation製のXperia 1 IV SOG06およびXperia 5 IV SOG09は2023年5月以降にソフトウェアのアップデートを実施して5G SAに対応する予定である。

当初は追加料金なく5G SAを利用できるが、将来的には任意加入の有料で提供する場合がある。

有料化する場合は未加入の加入者は5G SAを利用できなくなる場合があるため、あらかじめauの公式ウェブサイトで案内する。

5G SAのエリアは5Gのエリアの一部となっている。

au

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