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NTTドコモ、5G国際ローミング対応機種にGalaxy S23シリーズを追加



NTT DOCOMOは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy S23 SC-51D」および「Galaxy S23 Ultra SC-52D」を5G国際ローミングの対応機種に追加した。

NTT DOCOMOは2022年7月15日より海外で第5世代移動通信システム(5G)を利用できる5G国際ローミングの提供を開始している。

当初は米国(アメリカ)のApple製の一部機種に限り5G国際ローミングに対応していたが、新たにSamsung Electronics製の一部機種も5G国際ローミングに対応することになった。

なお、ドコモ スマートフォン(5G)のラインナップで5G国際ローミングに対応した機種はGalaxy S23 SC-51DおよびGalaxy S23 Ultra SC-52Dが初めてである。

NTT DOCOMOは2023年4月6日にGalaxy S23 SC-51DおよびGalaxy S23 Ultra SC-52Dを発表した。

発表と同時に詳細な仕様を公表しており、対応周波数も掲載している。

5GのNR方式はNR (FR1, FDD) n3/n5/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, NR (FR2, TDD) n257を利用できる。

日本国内ではNR (FR1, FDD) n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, NR (FR2, TDD) n257、海外ではNR (FR1, FDD) n5/n28, NR (FR1, TDD) n41/n78を利用できると記載しているため、海外で5Gを利用できることは判明していた。

海外で5Gを利用できる時点で5G国際ローミングに対応すると推測できたが、NTT DOCOMOは2023年4月14日付けで公式ウェブサイトの5G国際ローミングに関するページを更新しており、正式に5G国際ローミングの対応機種としてGalaxy S23 SC-51DおよびGalaxy S23 Ultra SC-52Dを追加した。

5G国際ローミングの対象の国と地域は韓国、中国本土、台湾、タイ、カタール、アラスカ州およびハワイ州を含めた米国、米領グアム、米自治領北マリアナ諸島自治連邦区(CNMI)、カナダであるが、中国本土では利用できない状況が発生しているという。

5G国際ローミングの対象の国と地域は2023年4月14日時点の情報で、順次拡大する予定である。

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