楽天モバイル、2023年Q1の契約回線数は約500万件
- 2023年05月13日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)は2023年(2023年12月期)第1四半期の業績の発表に伴い同社の完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)の業績も発表した。
Rakuten Mobileの2023年3月31日に終了した3か月間となる2023年第1四半期の売上高は前年同期比25.3%増の578億5,600万円、営業損失は前年同期比20.9%減の988億8,100万円となった。
売上高の内訳と占有率は移動体通信事業者(MNO)として行う携帯通信事業が264億4,100万円で45.7%、仮想移動体通信事業者(MVNO)として行う携帯通信事業が35億4,900万円で6.1%、端末販売が173億3,800万円で30.0%、その他が105億2,800万円で18.2%である。
移動体通信事業者として行う携帯通信事業ではデータ通信が225億9,800万円で85.5%、通話が11億900万円で4.2%、オプションが27億3,500万円で10.3%を占めている。
2023年第1四半期の移動体通信事業者として行う携帯通信事業のARPUは前年同期比134.4%増の1,959円、仮想移動体通信事業者として行う携帯通信事業のARPUは前年同期比1.6%減の2,394円、解約率は前年同期比0.7ポイント増の3.2%となっている。
2023年3月31日時点の事業データも公表している。
個人の契約回線数は移動体通信事業者として行う携帯通信事業が前年同期比7.7%減の454万件、仮想移動体通信事業者として行う携帯通信事業が前年同期比38.8%減の47万件、合計は前年同期比11.0%減の501万件となった。
移動体通信事業者として行う携帯通信事業が90.6%、仮想移動体通信事業者として行う携帯通信事業が9.4%を占めている。
参考までに移動体通信事業者として行う携帯通信事業の法人向けプランの契約回線数は3万件となっている。
郵便局店を含めた販売店数は前年同期比6.9%減の1,047店舗である。
屋外基地局数は第4世代移動通信システム(4G)が前年同期比31.6%増の56,305局、3.7GHz帯の第5世代移動通信システム(5G)が前年同期比97.3%増の9,761局となった。
4Gの人口カバー率は前年同期比1.4ポイント増の98.4%に拡大している。
スポンサーリンク