Apple、Broadcomから米国製5G部品を調達へ
- 2023年05月24日
- Apple関連
米国(アメリカ)のAppleは米国のBroadcomと数十億米ドル規模の複数年の新たな契約を締結したと発表した。
AppleとBroadcomの提携に伴いBroadcomはApple向けにフィルタを含めた第5世代移動通信システム(5G)および無線関連の部品を開発および供給する。
Apple向けの部品はBroadcomが主要な拠点とする米国のコロラド州フォート・コリンズ市を含めた米国に所在する複数の製造および技術拠点で設計や製造を行う。
AppleとしてはBroadcomから米国製の5Gなど無線関連の部品を調達することになる。
これまでに、AppleはBroadcomのフォート・コリンズ市の製造施設で1,100人の雇用をサポートしているという。
AppleとBroadcomが提携することで、Broadcomは重要な自動化プロジェクトや技術者の高度化に向けて投資を継続できると説明している。
さらにAppleは米国で5Gの開発に数百億米ドルを投資したほか、全米で直接雇用や9,000社を超える米国のサプライヤを通じて270万人以上の雇用をサポートしており、米国経済に貢献してきたことを付け加えている。
一連の米国での投資はAppleが2021年に発表した米国経済に5年間で4,300億米ドル(約59兆5,675億円)を投資する約束の一環である。
約束を達成するペースで進捗しているという。
5Gにも言及しており、2020年にAppleの製品が最初に5Gに対応してからは全米で5Gの導入と拡大を促進してきた。
世界でも5Gのカバレッジとパフォーマンスが拡大しており、5Gの製品にアップグレードすることで多くの利用者が高速通信を利用できると説明している。
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