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NTTコミュニケーションズ、ローカル5GでNR-DCの実証実験を実施



NTT DOCOMOの完全子会社であるNTT Communications Corporationはローカル5GでNRデュアルコネクティビティ(NR-DC)の実証実験を実施したと発表した。

ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入している。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成で運用する。

NR-DCを適用してサブ6GHz帯(Sub6)とミリ波(mmWave)の周波数で同時通信を行い、ローカル5Gの通信速度の高速化を確認したという。

通信速度の理論値はサブ6GHz帯では下り最大1.49Gbps/上り最大230Mbpsであるが、NR-DCを適用時は下り最大3.49Gbps/上り最大390Mbpsとなる。

測定結果はサブ6GHz帯では平均で下り1.2Gbps/上り208.1Mbpsを記録したが、NR-DCでは平均で下り3.1Gbps/上り337.3Mbpsに達した。

NR-DCを適用することで、安定して高速通信の維持を確認できたという。

実証実験では大容量データの伝送も行い、NR-DCでは円滑に伝送できたため、大容量データの伝送に有効な技術としている。

なお、実証実験はNTT Communications Corporationが運営するドコモ 5G DX スクエア in 赤坂で実施した。

実証実験で使用した基地局をはじめとする通信設備は2023年4月から2024年2月頃まで設置する予定である。

ローカル5Gの基地局は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)から調達している。

実証実験はSamsung Electronicsの日本法人であるSamsung Electronics Japan (サムスン電子ジャパン)と協力して実現した。

NTT Communications Corporation

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