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シャープがインドネシア向けにAQUOS RシリーズのSH-R70を準備中



SHARP製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SH-R70」がインドネシアの政府機関である工業省(Ministry of Industry)の認証を通過した。

工業省が規定した国産品優先政策に基づく国産化率に係る認証を通過しており、製品は携帯電話で、国産化率は35.93%となっている。

SH-R70は未発表端末の型番である。

型番規則からAQUOS Rシリーズのスマートフォンと考えられる。

インドネシアでは製造業の発展を目的に国産品優先政策を掲げている。

インドネシア国内で販売する特定の商品には品目に応じて国産化率の要件を設定しており、実質的に一定の割合で部品などに国産品を使用することを義務化している。

国産化率の要件は見直しも行い、2022年4月18日以降は第4世代移動通信システム(4G)もしくは第5世代移動通信システム(5G)の機能を有する携帯端末では国産化率の要件を従来の30%から35%に引き上げた。

SH-R70は35.93%であるため、インドネシア国内で販売するための基準を満たしている。

なお、認証の申請者はSHARPのインドネシア法人であるSharp Electronics Indonesiaとなっている。

Sharp Electronics IndonesiaがSH-R70をインドネシアで販売するために必要な認証のひとつを取得したため、インドネシアでSH-R70を発売するための準備を進めていることが分かる。

インドネシアではAQUOS R3以来で約3年ぶりにAQUOS Rシリーズのスマートフォンを発売することになる。

発売時期などの詳細はSharp Electronics Indonesiaが発表する予定である。

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