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NTTドコモのAQUOS R8 pro SH-51DとAQUOS R8 SH-52Dは海外5Gに対応



NTT DOCOMOが発売するSHARP製のスマートフォン「AQUOS R8 pro SH-51D」および「AQUOS R8 SH-52D」は海外で第5世代移動通信システム(5G)に対応することが分かった。

AQUOS R8 pro SH-51DおよびAQUOS R8 SH-52Dと思われるスマートフォンが米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過しており、いずれも5Gの無線方式であるNR方式でもFCCの認証を受けている。

米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限り認証を行う。

AQUOS R8 pro SH-51DおよびAQUOS R8 SH-52DはNR方式でもFCCの認証を受けたため、米領で5Gを利用できると考えられる。

NR方式の周波数はn5およびn41でFCCの認証を受けており、いずれも無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で動作する。

LTE方式のB66がアンカーバンドとして機能するため、米領で利用できるE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)の組み合わせはDC_66A_n5AおよびDC_66A_n41Aとなる。

NTT DOCOMOは海外で5Gを利用できる5G国際ローミングを商用化した。

AQUOS R8 pro SH-51DおよびAQUOS R8 SH-52Dでは少なくとも米領の一部で5G国際ローミングを利用できると考えられる。

米領としては米国の特別区と州、米領グアム、米自治領北マリアナ諸島自治連邦区で5G国際ローミングを提供する。

DC_66A_n5Aは米国の特別区と州、DC_66A_n41Aは米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島自治連邦区で5G国際ローミングの対象となる移動体通信事業者(MNO)が導入している。

そのため、少なくとも米国の特別区と州、米領グアム、米自治領北マリアナ諸島自治連邦区では5G国際ローミングが動作すると推測できる。

AQUOS R8 pro SH-51DおよびAQUOS R8 SH-52Dで5G国際ローミングを利用できる詳細な国と地域は発売と同時にNTT DOCOMOが案内すると思われる。

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