KDDIが広島県と山口県でも2.3GHz帯の5G無線局免許を取得
- 2023年08月27日
- KDDI-総合
KDDIは広島県および山口県でも2.3GHz帯の周波数で運用する第5世代移動通信システム(5G)の基地局の無線局免許を取得したことが分かった。
総合通信局(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認できる。
KDDIは2023年6月15日付けで2.3GHz帯で運用する基地局の無線局免許を初めて取得しており、2023年8月8日以降には追加で取得している。
これまでに、2023年8月8日以降には2023年8月8日付けで富山県高岡市、2023年8月15日付けで北海道室蘭市および空知郡中富良野町、兵庫県丹波篠山市、2023年8月17日付けで埼玉県入間郡越生町、山梨県都留市、佐賀県杵島郡白石町で取得したことが判明していた。
しかし、新たに2023年8月8日付けで広島県江田島市および山口県岩国市でも取得したことが分かった。
いずれも無線局の種別は基地局で、無線局の目的は電気通信業務用となっている。
中心周波数は2350MHzで、帯域幅は20MHz幅もしくは40MHz幅で運用できる。
KDDIは2.3GHz帯で第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を運用するため、2.3GHz帯で運用する5Gの基地局の無線局免許であることが分かる。
NR BandはFR1のn40となる。
電波利用ホームページでは免許、変更許可、再免許の日から2週間程度で情報を反映するが、情報を反映するまでの期間は前後することも少なくない。
免許人と免許の年月日が同一でも所轄する総務省の総合通信局が異なる場合は掲載日が前後する場合がある。
そのため、総務省の中国総合通信局が所轄する広島県江田島市および山口県岩国市の免許に係る情報は遅れて判明することになった。
KDDIは2.3GHz帯の5Gを2024年度に商用化する予定で、日本各地で商用化に向けた技術検証を進める計画である。
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