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TSMC子会社、熊本県の工場でローカル5Gを導入へ



Japan Advanced Semiconductor Manufacturingはローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。

Japan Advanced Semiconductor Manufacturingは2023年9月29日付けで5局の無線局免許を取得した。

いずれも無線局の種別は基地局で、無線局の目的は一般業務用となっている。

周波数は4局が4700~4800MHzの1搬送波、1局が4700~4800MHzと4800~4900MHzの2搬送波で運用できる。

総務省がローカル5G向けに割当した周波数を使用するため、ローカル5Gの基地局の無線局免許とわかる。

すべて送受信所は熊本県菊池郡菊陽町であるため、菊陽町でローカル5Gの基地局を開設する。

ローカル5Gでは無線方式として第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入することになる。

NR BandはFR1のn79となる。

2搬送波で運用する基地局では技術的にはキャリアアグリゲーション(CA)も実装できる。

Japan Advanced Semiconductor Manufacturingは台湾のTaiwan Semiconductor Manufacturing Company (台湾積体電路製造:TSMC)の子会社である。

菊陽町では半導体の製造を行う工場を開設する計画で、工場の建設を進めている。

半導体の製造を行う工場でローカル5Gを導入すると考えられる。

総務省

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