NTTドコモのarrows N F-51CにOSバージョンアップ、FCNT合同会社が承継後2機種目
- 2023年12月04日
- docomo-総合
NTT DOCOMOおよびFCNT LLC (FCNT合同会社)はスマートフォン「arrows N F-51C」に対してOSのバージョンアップを含めたソフトウェアのアップデートの提供を開始したと案内した。
arrows N F-51Cは大和管財が旧社名のFCNT LIMITED (FCNT株式会社)の時期に開発およびNTT DOCOMOに納入したスマートフォンである。
NTT DOCOMOが2023年2月10日より同社の取扱店を通じて販売している。
2023年12月4日より新たなソフトウェアのアップデートを提供しており、ソフトウェアのアップデートを適用後はOSのバージョンがAndroid 13となる。
arrows N F-51CにとってOSのバージョンアップは初めてである。
大和管財は2023年5月30日付けで東京地方裁判所に民事再生手続き開始の申立てを行い、2023年5月30日以降に一部を除く事業を速やかに停止した。
停止した事業にはプロダクト事業の携帯端末の修理およびアフターサービス事業が含まれたため、スマートフォンをはじめとする携帯端末に対するOSのバージョンアップなどソフトウェアのアップデートも停止しており、arrows N F-51Cもソフトウェアのアップデートの停止の影響を受けていた。
2023年9月29日には香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)が設立したFCNT LLCが大和管財からプロダクト事業およびサービス事業を承継しており、2023年10月1日よりFCNT LLCが事業会社として事業を開始している。
大和管財が開発したスマートフォンに対するソフトウェアのアップデートはFCNT LLCが順次再開することになった。
最終的にソフトウェアのアップデートを2023年11月13日に再開しており、arrows N F-51CはFCNT LLCがソフトウェアのアップデートを再開後にOSのバージョンアップを実施する2機種目のスマートフォンとなった。
スポンサーリンク