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KDDI、ラボを豊洲から多摩に移転へ



KDDIは同社のラボを東京都江東区豊洲から東京都多摩市に移転することが分かった。

KDDIは各種技術の検証試験やIOTの基本試験などをラボで実施しており、ラボの所在地は江東区豊洲であることを公表している。

長らく江東区豊洲でラボを運営してきたが、2024年3月よりラボを多摩市に移転する。

KDDIが運営するau OPEN DEVICE DEVELOPER SITEを通じてラボの移転を案内しており、移転作業に伴い2024年1月29日から2024年3月5日まではIOTの基本試験を実施できないという。

多摩市に移転後のラボに関する情報もau OPEN DEVICE DEVELOPER SITEで随時案内する予定である。

KDDIは多摩市に大規模な拠点を設置しており、多摩市の拠点内にラボを移転すると思われる。

なお、au OPEN DEVICE DEVELOPER SITEはKDDIの携帯通信網と相互接続の検証を検討する端末製造事業者向けに開設しており、IOTに関する情報を掲載している。

端末製造事業者はKDDIの携帯通信網に接続できる能力を備える端末でIOTを実施することで、KDDIの携帯通信網との相互接続を確認できるほか、問題がある場合は未然に抽出および解決できる。

販売時にはKDDIの携帯通信網との接続が確認できていることのアピールも可能である。

端末の仕様をもとにKDDIが選定した試験項目の全部に合格することがIOTの完了の条件となっている。

試験項目は端末の種別や仕様によって異なり、試験項目や端末の品質によって試験期間も異なる。

まずはシミュレータで動作確認を行い、ラボで基本試験、KDDIの商用の携帯通信網で詳細試験を実施する。

IOTの試験では基本試験をラボで行うことになる。

IOTを完了した製品の一覧はau OPEN DEVICE DEVELOPER SITEに掲載している。

KDDI

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