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ソマリアのTelesomが5Gを商用化、ソマリランドで事業展開



ソマリアの移動体通信事業者(MNO)であるTelesom Companyは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2024年1月1日より5Gの提供を開始している。

当初はハルゲイサ市を含めた12都市が5Gのエリアとなる。

携帯通信用途および固定通信用途で5Gを利用できる。

5Gの無線方式はNR方式を採用した。

サブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1のNR Bandを運用する。

なお、ソマリアは狭義のソマリア、プントランド、ソマリランドに分裂しており、それぞれが独立した状態にあるが、国際的には独立国として認識されておらず、国際電気通信連合(International Telecommunications Union:ITU)にはソマリアが加盟している。

Telesom Companyの本社は事実上のソマリランドの首都として機能するハルゲイサ市に所在しており、携帯通信事業はソマリランドに限定して行う。

そのため、自社をソマリランドの電気通信事業者と主張しているが、GSM Association (GSMA)にはソマリアの移動体通信事業者として加盟しているほか、電気通信番号は国際電気通信連合がソマリアに割当した番号を使用する。

ソマリランドはソマリアの中央政府の統治が及んでおらず、Telesom Companyの5Gの商用化に関する発表会にはソマリランドの政府機関として活動する情報通信技術省(Ministry of Information and Communication Technology:MICT)および投資産業開発省(Ministry of Investment and Industrial Development:MOIID)の関係者やソマリランドの副大統領、ハルゲイサ市長が出席した。

これまでに、ソマリアの移動体通信事業者としてはSomtel Internationalが2023年12月31日にソマリランドで5Gを商用化している。

Telesom Companyは1日遅れでソマリアで2番目に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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