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ソフトバンクやT-Mobile USAなど、AI-RANアライアンスを設立



SoftBank Corp.は移動体通信事業者(MNO)や基地局のベンダなどと共同でAI-RAN Allianceを設立したことを発表した。

AI-RAN Allianceでは基地局を構成する無線アクセスネットワーク(RAN)をはじめとする携帯通信網の効率を世界規模で向上するほか、消費電力の削減によって既存の通信インフラストラクチャの改善を行い、第5世代移動通信システム(5G)や第6世代移動通信システム(6G)に向けて人工知能(AI)を活用した新たな事業機会の創出を目指すという。

AI-RAN Allianceの設立者には移動体通信事業者としてはSoftBank Corp.のほかに米国(アメリカ)のT-Mobile USA、基地局を構成する無線装置のベンダとしては韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、スウェーデンのEricsson、フィンランドのNokiaが含まれる。

ほかに米国のAmazon Web Services、英国(イギリス)のArm、米国のDeepSig、米国のMicrosoft Corporation、米国のNVIDIA Corporation、米国のノースイースタン大学が設立者となっている。

AI-RAN AllianceではAI for RAN、AI and RAN、AI on RANを主要なテーマとして研究開発に取り組む計画である。

AI for RANではAIの活用によって既存のRANの周波数の利用効率などを向上させる。

AI and RANではAIとRANの処理を統合して通信インフラストラクチャの利用効率を上げることで、AIを活用した新たな売上機会を創出する。

AI on RANではネットワークエッジ側にAIを展開することで、RANの運用効率を上げるとともに、顧客に新規サービスの展開を行う。

AI-RAN Allianceの加盟者で連携して研究や実証実験を進め、新規技術の普及を推進する計画である。

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