ソマリアのHormuud Telecom Somaliaが5Gを商用化、モガディシュでは初
- 2024年04月02日
- 海外携帯電話
ソマリアの移動体通信事業者(MNO)であるHormuud Telecom Somaliaは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2024年3月21日に5Gの提供を開始している。
第4世代移動通信システム(4G)の加入者は無料で5Gにアップグレードできる。
当初はソマリアの首都・モガディシュ市を含めた8都市が5Gのエリアとなっている。
5Gの無線方式にはNR方式を採用している。
周波数はサブ6GHz帯(Sub6)を中心とするFR1で定義されたNR Bandを運用する。
なお、ソマリアは狭義のソマリア、プントランド、ソマリランドに分裂しており、それぞれが事実上独立した状態にあるが、いずれも国際的には一般に独立国として承認されていない。
Hormuud Telecom Somaliaは狭義のソマリアに限定して携帯通信事業を行う。
これまでに、ソマリアの移動体通信事業者としては狭義のソマリア、プントランド、ソマリランドで携帯通信事業を行うSomtel International、ソマリランドに限定して携帯通信事業を行うTelesom Companyが5Gを商用化した。
Telesom Companyは当然であるが、Somtel Internationalも5Gはソマリランドに限定して提供している。
そのため、モガディシュ市を含めた狭義のソマリアではHormuud Telecom Somaliaが初めて5Gを導入したことになる。
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