富士通のDISH Wireless向け新型5G無線装置、KMWが韓国で製造
- 2024年04月01日
- 海外携帯電話
Fujitsu (富士通)が米国(アメリカ)の移動体通信事業者(MNO)であるDISH Wirelessに納入する新型の無線装置は韓国のKMWが製造することが決定的となった。
KMWは2023年4月24日付けで単一販売・供給契約締結を公示しており、KMWの日本法人であるKMW JAPANを通じてFujitsuに通信機器を供給すると発表していた。
Fujitsuに供給する通信機器はDISH Wirelessの携帯通信網の整備で使用することも付け加えていた。
当時は通信機器の詳細を開示していないが、KMWの2023年通期の事業報告書では通信機器は第5世代移動通信システム(5G)用の無線装置と開示している。
そのため、FujitsuはKMWから調達した5Gの無線装置をDISH Wirelessに納入することになる。
FujitsuがDISH Wirelessに納入する新型の無線装置は2024年1月4日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を受けている。
5Gの無線方式はNR方式に対応しており、製造国は韓国であることが判明していた。
KMWは韓国などで工場を所有および運営しているため、韓国に所在するKMWの工場で製造すると考えられる。
なお、韓国ではKMWの工場は京畿道の華城市と安城市に所在する。
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