UQコミュニケーションズ、北海道で5G基地局の包括免許を取得
- 2024年05月03日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社であるUQ Communicationsは北海道で第5世代移動通信システム(5G)の基地局の包括免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認できる。
UQ Communicationsは2024年4月25日付けで新たに1件の包括免許を取得した。
特定無線局の種別は基地局、特定無線局の目的は電気通信業務用、無線設備の設置場所とすることができる区域は総務省の北海道総合通信局管内である。
中心周波数は2610MHzで、帯域幅は30MHz幅となっている。
UQ Communicationsが総務省から割当を受けた広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数の2.5GHz帯で30MHz幅の1搬送波を運用できる。
第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式では1搬送波の帯域幅は最大で20MHz幅となるため、5Gの無線方式であるNR方式を運用することが分かる。
北海道総合通信局は北海道を管轄している。
そのため、UQ Communicationsは北海道で5Gの基地局の包括免許を取得したことになる。
包括免許に基づく基地局の運用開始の期限は2024年10月24日であるため、UQ Communicationsは2024年10月24日までに北海道で5Gの基地局の運用を開始する。
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