Pantechの債権団が韓国3キャリアに出資転換を要請、韓国キャリアからは否定的な見解も
- 2014年06月14日
- 海外携帯電話
Pantechの債権団は韓国の移動体通信事業者3社に出資転換を要請をしたことが分かった。
債権団はPantechの銀行主導による企業再建プログラムであるワークアウトを主導する銀行で、KDB産業銀行やウリィ銀行などを中心に構成している。
Pantechの経営正常化の一環として、SK TelecomとKTとLG U+に対して出資転換を要請したという。
移動体通信事業者3社は保留の態度を示しているという。
一部では否定的な見解も出ており、出資の交渉は難航する見込みとも報じられている。
中には“Pantechを生かそうとする雰囲気があるのは事実だが、冷静に見て判断しなければならない”、“検討はするが容易ではない”、“Pantechの中核の人材や資産が消えた状況で出資転換する理由が分からない”といった厳しい意見まで出ている。
一方で、債権団は“出資転換に参加しなければPantechの回復は難しい”と圧力をかけている。
なお、Pantechが発売した最新のスマートフォン「Pantech VEGA Iron 2」はこれまでのPantech製のスマートフォンよりも売れ行きは好調とされている。
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