マカオ特別行政区の3G契約数、2万件を下回る
- 2024年05月29日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
毎月の統計資料の更新に伴い2024年4月末時点の情報を掲載している。
携帯電話サービスの加入件数は1,404,594件で、2024年1月から4か月連続の増加である。
マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、2024年3月31日時点では686,400人となった。
加入件数と人口の集計時期には1か月の開きがあるが、マカオ特別行政区ではおおよその携帯電話サービスの人口普及率は約204.6%となる。
加入件数は契約種別の内訳も開示した。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が18,838件、プリペイド回線が1,083件となった。
LTEはポストペイド回線が408,380件、プリペイド回線が211,348件である。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が598,382件、プリペイド回線が166,563件となっている。
3Gの合計は19,921件で約1.4%、LTEの合計は619,728件で約44.1%、5Gの合計は764,945件で約54.5%を占めている。
3Gは2024年4月に2万件を下回った。
3Gはおよび5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は規制当局として免許の種別に基づく表記を採用している。
統計資料はマカオ特別行政区で携帯通信事業を行う4社の移動体通信事業者(MNO)が集計の対象となっている。
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