Circles Life、台湾でMVNOサービスを終了へ
シンガポールのCircles Asiaの子会社で台湾の仮想移動体通信事業者(MVNO)であるCircles Taiwan (星円通訊)の台湾支社は台湾で携帯通信サービスを終了することが分かった。
Circles Asiaはアジア太平洋地域の複数の国と地域で子会社を通じて仮想移動体通信事業者として携帯通信サービスを提供している。
台湾では2019年6月24日に台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)の通信設備を利用した仮想移動体通信事業者として携帯通信サービスの提供を開始した。
Circles Lifeの商標を利用して携帯通信サービスを提供してきたが、2024年7月15日の0時0分(国家標準時間)をもって台湾で事業運営を終了するという。
電話番号の維持を希望する場合は2024年6月30日までに携帯電話番号ポータビリティの申請を行うよう求めている。
2024年7月15日の0時0分(同)をもってシステムを閉鎖するため、2024年7月15日の0時0分(同)までにポートアウトしていない場合は電話番号を回復できない。
なお、新規加入の申請は2024年4月から停止しており、SIMカードの再発行は2024年6月30日をもって停止する。
顧客情報は2024年8月15日に削除する予定である。
台湾の移動体通信事業者であるFar EasTone Telecommunications (遠傳電信:FET)はCircles Taiwanからポートインする加入者を対象に特別な割引も用意している。
Circles Asiaは台湾法人を設立しておらず、シンガポール法人のCircles Taiwanの台湾支社が事業を行う。
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